リネン素材の特徴 パジャマ
1枚でさらっと着られて、爽やかなレモンorブルー地にホワイトのシルクレースが涼しいパジャマ。シルク混のリネン素材で、発色良く、麻独特のシャリ感やふっくらとした凹凸のある風合いが特徴。
リネンの良さ 10の特徴
① やさしい肌触り
リネンは(麻)はお洗濯する度に柔らかく、さらりと肌触りが良い素材です。
麻=チクチクする、というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、それはリネン以外の麻のこと。亜麻(フラックス)からできたリネンは、独特のしなやかさとシャリ感があり、使うほど柔らかくなっていきます。
② 吸水性
汗をかいても張り付かず、さらっと快適さが続くのは、リネンの吸水性のおかげです。リネンは綿のおよそ4倍の吸水性があると言われています。
汗をよくかく夏の洋服にはもちろん、リネンのパジャマはその効果を発揮してくれます。
③ すぐ乾く
リネンには発散性や通気性があり、水に濡れてもすぐ乾いてくれます。梅雨のジメジメした時期や湿気の多い夏にかけてリネンがよく使われる理由です。
リネンがパジャマに最適なのは、寝ている間にたくさん汗をかいても快適に眠れるからですね。
④ 丈夫で長持ち
天然繊維の中でもっとも丈夫なリネン。ヨーロッパでは嫁入り道具としてイニシャルを刺繍した白いリネンをたくさん持っていく、そのくらいずっと使い込むことができる素材です。
また、水に濡れて強度が増し、洗濯しても傷みにくく、気軽に何度も洗えるのもポイント。水分を吸うと繊維が膨張し密着するのでさらに強度が増すのだそうです。
⑤ 使うほど柔らか
10年後がいちばん美しいと言われる、リネン。使い込むことで、さらにやわらかさと光沢感が増します。
自分でお洗濯やお手入れができて、ずっと愛用できるリネンは、少しずつ変化する質感や表情を追っていくのも楽しみのひとつです。
⑥ 汚れにくく、抗菌性が高い
リネンの繊維に含まれるペクチンの効果で、汚れが染み込みにくく、汚れても汚れが落ちやすいと言われています。白いリネンは洗うほど白く、生成り色のリネンはより風合い深くなるリネンは、清潔さが必要な場面でも活躍してくれますから、マスクにも最適といえますね。
さらに繊維自体に抗菌性があり、カビや雑菌の繁殖を抑えてくれます。お餅やパンをリネンで包んでおくと、カビの発生を防げるのだそう。
⑦ 発色が良い
亜麻(フラックス)は発色が良い素材のため、素材本来の生成り色以外にもさまざまな色を楽しむことができます。使っていくうちに風合いが変わり、美しい色の表情の変化が楽しめるのも特徴です。
⑧ 通気性、保温性のバランスが良い
リネンは、夏だけの素材ではないんです。暑いとき余分な水分と熱を逃し、寒いときは熱を保つので、冬にもぜひ使っていただきたい素材。リネンの繊維は中が空洞になっており空気が含まれているため、冬は体温で暖まった空気が逃げず身体を温めてくれます。シルクと似ています!ね。
⑨ 羽毛が少ない
リネンの繊維に含まれるペクチンの効果で、使い込んでも、洗っても、毛羽立ちにくいリネン。グラスをリネンで拭くと、繊維がつかず、より綺麗になります。
⑩ 静電気カット
リネンは放電性があり静電気を溜め込まない性質があり、麻のものを身に付けると電磁波の影響受けにくいといわれます。